嬉しい来客

ALS

14日に50年来の親友が宮崎から会いに来てくれました。

小学校3年までは、分校に通い4年生からはバスで本校に通いました。分校では10数名いましたが、自分から仲間に入っていくことが出来ませんでした。本校に行くと、近所の人から私と同じ学年に 親戚になる子がいると聞いて、私の方から始めて声をかけたのが始まりで、それ以来お互いの家に泊まりに行ったりして50年来の友達、親友になりました。彼女の家は学校の近くけど、私の家は学校から遥かに遠い山の上で来てもらうのに気の毒な思いをしてましたが、明るく笑ってくれました。

二人とも結婚した年も一緒、子供も同じ年で...子供たちがまだ小さい時こっちまで遊びに来てくれて、普賢岳まで登りました。

親友のご両親も引っ越しをして 私が実家に帰る近道の途中に住んでいます。病気になる前はよくそこを通って帰っていました。時には親友とばったり出会う事もありました。親友の実家で、親友のお父さんを交えてお喋りをしたり、親友の家にもお邪魔して泊まったこともありました。

ある時、父が飼っていた犬が繋いでいた紐から逃げ出して、しばらく親友のお父さんが面倒見てくれてた時期もありました。お母さんは、うちの母と同じ施設に入所してて 母に会いに行く度おばさんとも話をしてました。

私にALSがわかった時には、親子で心配してくれました。お父さんは今でも心配してくれてるそうです。ありがたいですね~

診断を受けた2019年の夏に、親友と2人で大分の「くじゅう花公園」までドライブに行きました。まだ歩けていた時で、花も入れ替わり時期だったけどそれでも綺麗で、とても楽しかったです。すっごくいい思い出になりました。

その後、コロナが流行りしばらく連絡も取れない時期がありましたが、今回父が亡くなったことで連絡を取り合うようになりました。父の通夜に親友が親子で参列してくれてたとの事。来てもらってたことに感謝です(ありがとう~)

ラインで4年分の話をしていると、彼女もいろいろ辛い事があっていました。

今回は父が亡くなったことで、私に会いにすっ飛んでくれました。前日から宮崎を出発して、島原で1泊して14日の朝10時に来てくれました。変わらない笑顔で...その笑顔に癒されました。ご主人さんも気さくな方でうちの主人と話が盛り上がりました。11時30分に訪看さんが来るまでのわずか1時間半でした。

そこでも、せめて声が出て喋れたら、もっといっぱい話したいことをお喋りできたのに~って思いました。もちろんPCのオリヒメを使いましたが、打つのに時間がかかってスムーズに話せなくて...訪看さん来てからは通訳してもらって助かりました。

その日は天気も良く外に出て写真を撮り見送りました。

夜の7時に無事着いたと連絡が来ました。あっと言う間の1日でした。一緒に撮った写真を親友のお父さんが見て泣いてたそうです。私にとっては第2の父親です!いつまでも元気で居て欲しいです。

会いに来てくれてありがとう~ 感謝の気持ちでいっぱいです。

(長文最後までお付き合いいただいてありがとうございました)