先月8日、宮崎で大きな地震があった時、主人が心配して父に電話をかけてくれました。丁度ヘルパーさんが訪問してて「そんなに揺れなかった!心配せんでいいよ!」と返事が返ってきたそうです。

その夜、父が具合が悪くなり自分で近所の人に電話をして、近所の人と近くに住んでいる分家さんとで救急車を呼んで病院に搬送してくれました。父は、嘔吐をし搬送途中には意識も失ったみたいでした。

連絡を受けた従姉が、丁度帰省していた娘たちと病院に駆けつけてくれました。病院に到着した父は、意識も回復して、しっかりと喋ていました。認知症があるため日中どう過ごしてたのかもわからず、熱中症の診断を受け症状も落ち着きましたがその日は、病院に泊まりました

翌日、従姉とと娘たちが迎えに行ってくれ、その日1日従姉の家で面倒見てくれました。従妹たちには感謝しかありません! 父にとって娘みたいな従姉で、その娘たちと賑やかに過ごせたと想像します。ありがとう~

今月に入り、ケアマネさんから嘔吐が続いてると連絡があったみたいで、ヘルパーさんが訪問するとベット周りやごみ箱に嘔吐物があったみたいです。

9日に主人に「帰ってこれませんか?」と連絡があり、急遽夜に出発して宮崎まで行ってくれました。そのことを従姉に伝えると、なんと前の週に従姉の旦那さんが心筋梗塞で倒れ、幸い息子が居て発見が早くそのまま入院してると聞いてびっくりしました。

翌日、その旦那さんが入院してる病院に父を連れて行って、いろいろ検査を改めてしても異常はないと言われたそうです。嘔吐が続いてるので胃カメラの検査を主人が頼んでくれて、11日に検査してもらうと。。。食道の終わりの方に食道を塞ぐぐらいの腫瘍が見つかり、食道がんの診断を受けました。

先生の説明では、手術して抗癌治療をするか、食道にステントを入れて食べ物が通りやすくするか…その場合定期的な交換が必要で、両方とも1時間以上かけて宮崎大学病院まで行く必要があると。いずれにしても91歳の高齢なので手術はかなりリスクが高く、ましてや抗がん治療には耐えられないと…

それか何もしないで緩和ケアをするかと言われたそうです。

嘔吐が続いてるので、とりあえず入院をお願いして、ケアマネさんに、施設入所を頼んでくれました。

検査が終わった父は、主人が帰る時間を覚えてて麻酔が切れてないのに騒ぎ出し、主人の顔を見ると落ち着いたそうです。実家に行き入院の準備をして病院に戻ると、従姉の旦那さんと同じ部屋になってたそうです。TVを見てる父を看護師さんに頼んでそのまま帰ってきました。

病院のテレビを見ている父
宮崎の偉人若山牧水の生家へドライブ7月

もう~年齢を考えると、何もしないで緩和ケアをしてもらう事にしました。母が居る施設にお願いして、今まで一人寂しく暮らしてきたので余生は、母の傍で穏やかに過ごしてほしいと思います。

もともとお喋り好きで、トンチを言っては人を笑わせたり賑やかなことが好きだった父なのですが、帰りたがり職員を困らせないか心配してたら…今のところは落ち着いているみたいです

21日に入所の手続きと必要なものをそろえて主人が再び宮崎まで行ってくれました。家族ラインで息子達ともビデオ通話で繋いでワイワイ話しました。主人に「今からいのや!(帰ろうや!)」って言ってました(笑)

食事も流動食にすると嘔吐することもなくなったそうです。ビデオ通話では、まだしっかり太ってるように見えました。残りの時間賑やかなところで、母もいるし父の妹もいるし、他に顔見知りの人もいると思うので、父らしく面白おかしく生きてもらいたいです。

(長文最後までお付き合いいただいてありがとうございました)

故郷の田園風景

何時もありがとうございます。夫です♪

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