長男,登場なん?

そうです。私が長男です。

オカンにブログを勧め,裏で設定していたのは僕です。

スマホで見ると更新されてるはずの記事が表示されなかったり,画像がズレていたり,変なことがたくさん起きてました。なかなか手が出せずにいたのですが,この冬に必死に文字を打つオカンの姿を見て「やらなければ」と思いたちました。

ブログを更新するオカンに頭が下がらない

手が上がらないおかんは,スマホの音声認識機能を使って文字を打ちます。音声ならば楽にできるかもと思う所ですが,机に向かって深く首を曲げている姿を見ると,うたた寝しとんちゃうかと思うくらい。ストレートネックを通り越してる。

さらには,文字の変換が大変。とりあえずダーっとしゃべって,誤変換された文字を修正するんだけど,iPhoneにはカーソルを送るキーがない!

Androidなら「←」「→」があるから,だいたいの所をタッチして,カーソル送れば修正したい文字にたどり着く。

が,iPhoneはこれが大変。

元気に動ける俺ですら細かいカーソル調整にやきもきするのに,やっとのことで手を持ち上げて目的の場所にカーソルを動かすオカンには頭が下がります。

…いや,あれ以上は下げられない。

ALSを「家族で」生きる

ブログを家族みんなで更新してみようと考えたのは最近ではなく,実はずいぶん前から考えていました。

多分思いついたのはオカンのブログが始まった初期の頃。

記事を読んで,「そんなことがあったのか」などと新たな発見があったこと。

自分の親の親に対する思いとか

ALSを察するって…そうよなとか

仕事で大変な思いしてたんやとか

オカンの人との輪すげえなとか

文字にして初めて知ることって以外にあるんですね。

子どもにとってオカンはオカンでしかなくて,仕事から帰ってきていつものようにご飯作ってくれて,その姿から働く姿は想像しにくいからそれが全てやから,その数時間前には職場でしんどい思いしてたのかとか,想像すらできなかったよね。

こうしたことを知ることができるのは,誰もができることではないわけで。

オカンにとって価値があると思ってブログを勧めたのは,逆に俺にとって価値があったわけで。

きっとオトンも弟も妻も義妹も同じように感じ…。は分からんけど。

同じように俺のこの記事を読んで思うこともあるわけで。

みんなでやれば単純に楽しそう。

家族でいつも話していても,「お前あの時そんなこと思ってたのか」とか,以外に発見は多いはず。

提案したのはこれが初めてではないけど,この前の家族会議でオトンが「俺がやる」って言ってくれたからね。俺もやる。

ALSを「家族で」生きる。

外向けに書くことを通じて,ベクトルは内を向く。公開家族交換日記。

…と,このブログを収益につなげようと google adsense の審査に何度もトライしている長男が書いていますw

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