いよいよ病気としては、最終段階の呼吸器装着にきてしまいました。

8月に入り日に日に調子が悪くなり、おまけに次男一家がコロナ感染で22日まで動けなくなり、その間お盆休みで主人が帰って来てくれたりしましたが、それ以外3男が頑張ってくれました。夜中に何回も起こしたりしたのできつそうでしたが、ヘルパーさんが泊まってくれる日はとても安心できました。

20日頃から夜眠れなくなり、ご飯も1日2食しか入らなくなりました。

丁度その頃、ケアマネさんとヘルパー事業者土屋さんに、私はどうしてるか北病院からお尋ねの連絡がきたそうです。(なんというタイミングでしょう)過去に退院した患者さんをここまで気遣って下さるなんて、本当に嬉しいですね。

涙か出ました。そして8月26日午後2時に北病院に入院が決まりました。

ところが前夜の事、ずっと眠れずにいた私が眠ろうとするとspo2が80代まで下がり,2階で寝ている次男を呼びに行ってもらいました。私の状態を見た次男は、すぐに救急車を呼びずーっと肺の圧迫をしてくれてました。

救急車が到着し、北病院まで40分!救急隊員の人から眠らずしっかり目を開けとくように言われ、到着するまで目を開け頑張りました。次男は肺の圧迫を続けてくれてました。病院に到着し、救急車を降りると空が明るくなってるのが見えました。

体調不良の原因

病室に入ると、いろんな処置と検査がおこなわれ、血中の動脈血酸素飽和度54%で呼吸器が装着されました。

そして一番の原因が電解質の異常。naの低下で通常値が120でもきついのに、私の場合114しかなく、そうとうきつかったろう~と次男…はい!きつかったです!

その他血液検査の結果、亜鉛不足とカリウム不足がわかりました。

その日はぐっすり眠り、気がつくと昼過ぎていました。顔なじみの看護師さんやリハビリの先生が声掛けをしてくれて「〇〇よ~覚えてるー?」(すみませーん!顔覚えてるけど…名前分かりませーん)って思いながら、にこにこ笑ってうなづいてました。

外では、主人と次男三男が10時まで車の中で待機してたそうですが面会も出来ないのでそのまま帰ったそうです。その日のうちにMRIとCTの検査をしておわりました。

食事

家でご飯が美味しく感じられず、食べることが苦痛に感じてた原因の亜鉛不足。以前次男夫婦が亜鉛不足だろうと注文してくれたクリミール。かなり改善したので、途中で止めてしまったのもよくなかったと反省してます。

入院して食事開始になったのが3日後から。お粥と刻んだ食材をゼリーに固めたものでした。ところがその、粒粒がのどに引っ掛かりうまく呑み込めず、ミキサー食に変更になりました。味もよくわからないまま、かまずに丸呑みが出来たので、それはそれでよかったです。

喉までカメラを通し、嚥下の検査をしたところ、喉に少し食べ物が残るけどお茶で流し込めば大丈夫!と言われました。

サバ腐らかし岩

病室の目の前に『サバ腐らかし岩』があります。その昔魚売りの行商人が今にも落ちそうな岩を見て(あの岩が落ちるのを待っていこう)と待っていたら…いつまでたっても岩は落ちることも無くサバが腐ってしまった。。。という伝説の岩です。

男の看護師さんに撮ってもらいました。

サバ腐らかし岩

(長文お付き合いいただいてありがとうございました)

非常に勢力の大きな台風が近づいています!備えを十分にして気を付けてくださいね!

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